ドメインの名前の選び方
このページでは、ドメインの名前をどう選んだらいいか?について解説します。
一度決めたらあとから変更はできませんので、正しい知識を持って決定してくださいね。
ドメインの名前の構成
ドメインは、2つの部分から構成されています。
たとえば、有名な「価格ドットコム」のドメインは「kakaku.com」ですが、以下の2つから構成されています。
①kakaku
②.com
①を「セカンドレベルドメイン(SLD)」、②を「トップレベルドメイン(TLD)」と呼びます。
セカンドレベルドメインの決め方
セカンドレベルドメイン(①kakakuの部分)は、好きな文字を選べます。
漢字は使える?
ひらがなカタカナ漢字も使えます。そのような文字のことを「日本語」と呼びます。
が、日本語ドメインにはメリットもある一方、デメリットも多くあるため、おすすめしません。
- ブラウザ以外ではピュニコードに変換されてしまう
- 海外ユーザーをターゲットにしたサイトには不向き
- 使用できないサーバーがある
- ドメイン名と同じメールアドレスが作れない

じゃあ使える文字は?
日本語を使わないとすると、使える文字は
- 英数字(小文字のみ)
- ハイフン(-)
の2種類です。
文字数は問いませんが、あまり長いものは読者が覚えにくいためおすすめしません。
どんな名前にするのがベスト?
いきなり「どんな名前でもOK」と言われても、何にしたらいいかわかりませんよね。
会社の名前とかを入れた方がいいのか?
少しひねった名前にした方がいいのか?
意味のない文字の連続でもかまわないのか?
…疑問は尽きません。
ここでは、どんな名前にするのがベストなのかを解説します。
結論から言うと、ドメイン名を決めるポイントは大きく3つです。
- サイトのメインテーマに沿ったドメイン名にする
- 自社名やブランド名を含める
- 長くせず、読みやすさと覚えやすさを重視する
ドメインというのは、そのままURLになるものですので、
野球のサイトであれば「baseball」という単語が入っていた方がそれっぽくなりますし、
会社のHPであれば会社名が入っていた方が、見る人にわかりやすいです。
また、長すぎると意味がわかってもらいにくいので、「-(ハイフン)」で単語を切るか、短くするなどして、ユーザーに覚えてもらいやすいドメインにした方がいいということになります。
つけたい名前がすでに使われている場合は?
たとえば「ハッピー」という名前の会社があったとして「happy.com」というドメインを希望しても、すでに誰かに使われていれば使用できません。
そんな場合は、こんなふうにすると使用可能になる可能性が高くなります。
- 「.com」を「.xyz」などに変えてみる
- happyのうしろに数字を付けてみる(happy0409など)
トップレベルドメインの決め方
ドメインの「.(ドット)」以降の部分をトップレベルドメインと言って、「.com」「.net」「.co.jp」などいろいろありますが、これは自分で自由に決めることはできず、選択肢の中から選ぶことになります。
それでも選択肢はたくさんあるので、どれにしたらいいか迷いますよね。
いったいどれにしたらいいんでしょうか?
結論から言うと、
あくまでもイメージなので、どれをつけても同じ
ということになります。
「.com」だから検索結果の上位に表示され、「.xyz」だから下位に表示される、などといったことはありません。
ではイメージとは?
たかがイメージされどイメージ、です。
誰の目にも触れないような趣味のサイトなら別ですが、ネットショップや会社のHPなどの場合は、URLはそのサイトのイメージにもつながりますので、無頓着には決められませんよね。
たとえば、一般的にすごく有名なのは「.com」ですよね。これを見れば「あ、URLなんだな」とスッと記憶に入ってきます。
また、「.co.jp」というのは大企業に多いドメインなので、しっかりした印象を与えますし、実際取得する料金も高く設定されています。
「.jp」というのも法人に多く、きちんとした印象を与えます。これもちょっと料金が高いです。
私個人の意見ではありますが、法人でイメージを大事にする場合は「.co.jp」「.jp」を、予算を押さえたい場合や個人の場合、法人でも特にこだわりのない場合は「.com」にしておけば間違いないと思います。

以上がドメインの名前の決め方になります。不明な点は遠慮なくお問い合わせくださいね。